Deliver to DESERTCART.CO.KE
IFor best experience Get the App
✈️ Elevate Your Hobby to New Heights!
The Arma Hobby 1/72 Scale Nakajima Ki-84 Hayate Expert Set is a meticulously designed plastic model kit that combines precision engineering with an engaging building experience. Suitable for both beginners and experienced modelers, this kit offers a rewarding challenge that enhances skills while creating a stunning replica of a historic aircraft.
A**ー
ようやく登場した次世代の1/72疾風
太平洋戦争の最優秀日本戦闘機の評価にもかかわらず、疾風は永らく1/72スケールではキットに恵まれておらず、大きな穴となっていました。1/72の疾風は国内では1982年のハセガワ以降キット化はなく、海外メーカーからはソードから2008年にキットが出ましたが、簡易インジェクションなので一般的とは言えず、しかも入手も困難でした。こんな中ようやく登場した次世代キットが本製品で、出したのはポーランドのメーカーのアルマホビー、しかもパッケージアートを手掛けるのは小池繁夫画伯という、色んな意味で予想外なキットでした。既にこのスケールで、ハリケーン、ワイルドキャット、P-51B/Cなど優秀なキットを多数リリースしているメーカーなので、本製品も期待に違わぬ1/72疾風としてはまず決定版と呼べるキットです。プロポーションは言うまでもなく良好で、最初はカウリングの絞り込みが少しきついかな?とも思いましたが、しばらく見ていたら気にならなくなりました(笑)コクピットは約10点のパーツ数で構成されており、このスケールなら充分すぎる出来でしょう。シートベルトとコクピットサイドのレバー類はエッチングパーツですが、シートベルトはともかく、レバー類は最初から胴体内にモールドしてもよかったのではと思います。コクピットの胴体への収まりも全く問題ありませんでした。射撃照準器はリフレクターが省略されているので、透明プラ板などで是非追加したいです。エンジンはプラパーツ6点で、やはりこのスケールなら充分な出来と思え、プラグコードのエッチングパーツが付属しますが、組み込むのに苦労するわりには、完成後は全く目立たなくなるので、省略するのもひとつの手でしょう。何故かエンジンの胴体への接着面積が極端に少なく、明らかに強度不足なので、補強は必ずした方が良いでしょう。補強自体は難しくなく、プラ板一枚あればガッチリ補強できます。胴体機首側下にある細長い突起は、一見すると胴体の一部に見えますが、実は不要部分なので忘れずに切り取りましょう。ここを残しておくと、主翼と胴体に隙間が発生してうまく接合できません。左翼前縁にある着陸灯は当然クリアーパーツで、主翼との篏合もバッチリでした。キャノピーの開状態と閉状態をしっかり再現する為に、キャノピー周りの胴体が別パーツになっていますが、開状態は甲型、閉状態は乙型しか入っていないのが中途半端で、閉状態で甲型、開状態で乙型を作るにはパーツに手を加える必要があります。このキットは一応、甲型と乙型のコンパチになっていますが、あまりキットのパーツではフォローされてなく、モールドを埋めた開けたの作業が必要です。インストに不備があり、主翼には増槽の振れ止めの取り付け穴を開ける指示が抜けていますし、主脚柱のパーツ指定が左右逆になっているのは少しヤバいです。アクセサリーは、200リッター増槽が二つと100㎏爆弾が2発、250㎏爆弾が一発が付属しますが、主翼への接着面積が点くらいしかないので取り付けは苦労します。再現されている振れ止めは増槽用だけで、意外と目立つ爆弾用が省略されているのが残念。付属するマーキングは六種で、飛行第11戦隊、47戦隊、104戦隊、第10錬成飛行隊、第57振武隊(特攻隊)など、比較的有名な機体ばかりが選ばれていますが、塗装例6の白虎を描いた機体は数年前に写真が発見されたばかりの機体です。この白虎を描いた機体のデカールはライフライクデカールで製品化された事はありますが、キット付属のデカールに収録されたのは今回が初めてでしょう。本製品の付属デカールは上質なテクモッド製ですが、色透けはほぼ皆無で、モールドの馴染みも良く、貼り心地の良いものでした。私は少し色気づいて、日の丸と尾翼のマーキング以外は手描きしてしまいましたが、キットのデカールでも全く問題ないのでご安心を。色々書きましたが、本製品の欠点は重箱の隅をつついた些末な事にすぎず、1/72疾風の決定版には間違いないでしょう。最大の難点はやはり定価約6000円というその高過ぎる価格で、最近廉価版が発売されましたが、それでも5000円を切らずむしろ割高感が際立ってしまいました。それでも既存のキットをディテールアップする手間を考えれば納得できなくもないので、今風の1/72疾風が欲しいならお薦めできるキットです。
マ**ツ
各部品は非常に精緻でモールドも素晴らしいが各接着面が大雑把で少々作り難い。
Trustpilot
3 days ago
2 weeks ago